グリモルディ GRIMOLDI
Gran Tipo Ovale
...such beautiful... big...type...oval...
なんて美しい...大きな(Gran)...タイプ(Tipo)...楕円形(Ovale)

時計G.T.O.はサンゴ（時計ボルゴノーヴォから解した）によって表現されている「自然」と、

フェラーリ250GTO（時計G.T.O.から解した）よって表現されているメカニズムとのカクテルです。

流線型、その時計ボルゴノーヴォのプロジェクトで特徴的であった形態は、活気に満ちた感情に富み、

表現のアイディアから放出され、フェラーリ250G.T.O.の滑らかでロマンティックで攻撃的な形を捕らえます。


…時計G.T.O.を語る形容詞：モダンな、革新的な、複雑な、魔法のようにロマンチックな…

…創造...そしてエネルギーを吸収する時…


私はブラーゴ社のおもちゃの車フェラーリ250GTOを眺めています。

それは数年前から私のそばにおいてある「おもちゃの車」で、今は私の寝室の、鏡の下、洗面台の上にあります。

私の娘達、アテナとソーレは、父と一緒でない限り、それに触れることが出来ないのを知っています。

それは私を見守り、いつものように私を励起させます。

それは完璧なのです！まるで女性の身体のようで、人魚の歌のようです。

私はおもちゃの車を手に取り、裸足で、この4年間で私の創造的な聖域と化した場所

：私の家、の中を歩きました。

いつもの白いテーブル、いつもの白い紙、いつもの黒いペンは私を待っています。

「司令本部」（私のテーブル）の前で、フェラーリ250GTOと想像上の明瞭なホログラムの「隙間」が埋まっていきます。

ペンは線を、重なり合いを、アイディアと形を描きます

：車と時計はアイディアを生み出しながら抱き合います。

... 大きなアーチはまるで軽いシャボン玉のように、ガラスのドームを形成しながら、

車の後部窓をフロントライトへとつないでいきます。

その他のアーチは時計/車の形状を切り出します。

私のキュビズムと未来派に関する洞察力は、技術的な事柄を順不同で解体して再構築することを可能にします。

車の前方エアシャフト「口」は時計ベルトの部分になります；車の側面にある波状は時計のケースになります。

バックミラーは時計の裏蓋です。

アウターケースは風のトンネル（イタリアにあるフェラーリのF1風洞実験施設のこと）から出てきた

ヘンリー・ムーアの彫刻のような柔らかさのある形状を取り入れました。

ペンのデザインラインは絡み合い、心の中の提案やイマジネーションを検索します。

形の魔術で、車輪のハブは腕時計のリューズに変形します：同じ形状、留具という同じ機械的機能を持っています。


...もし12気筒エンジンを搭載できれば...


ETA2824自動巻きムーブメントの代わりに...


想像の中で、車のコックピットの中に入り、手がかりを得て、アイディアのショッピングをします。

タコメーターのクロムフレームは日付用レンズのサポートとなります。

メーターの針の赤い色は日にちのインジゲーターを色づけします。

運転席に座り、ステアリングホイールを握り、それは時計のなかに投影され、3本のスポーク

（ハンドルの外枠を支える支柱）は秒針の中心部となります。

オルゴールのように、その回転は時の刻々を映しとります。

緻密なギアシフトのレバーと球状グリップは、スーパールミノバでコーティングされ、

夜のヘッドライトのように光る文字盤の時を示す8つのインデックスになります。

文字盤のグラフィックを締めくくる2つの大きな数字12と6は、「250の」リアスボイラー

（車の後部に取り付けられるエアロパーツ）のように軽く空気力学的です。

2つの数字の形はまるで車体を通る風によって描かれたようです。

モーター内に入ってベルトを「盗み」、時と分を示すために使います。

これで、2つの風変わりで大きな針が文字盤のスケルトンを埋めていきます。

またモーターから文字盤の中央リングのインスピレーションを得て、4本のネジで止めることで、

文字盤の穴を横切る斜めのバーを補強し、また機械的な一面を与えます。

車の内部を覆う菱形デザインの柔らかい革はバンドに解釈され「スポーティなオプション」として追加され、

一方イタリア国旗の3色が付いたバックルはモンツァサーキットの楕円形から触発されました。

...腕につけた私の「フェラーリGTO」に満足し、私はプロジェクトを完了させるためにまた夢を見ます...

...創造するために夢をみる...

全ては周囲にあり、全ては内側にあります。

私あ夢に見たいものを見て、私がみたいものを夢にみます。

感情は創造的プロセスの始まりで、アイディアはその解釈です。





■ スイス製自動巻きムーブメント（ETA 2824ベース）

■ ケースサイズ 57.95 x 36.40 mm

■ 316Lスチールケース（人間工学に基いたケース）

■ ダブルシールドプレッシャーリューズ

■ 5気圧防水

■ ストラップ幅20mm(隠しアタッチメント）

■ 菱形デザインのナチュラルレザーストラップ

■ 4つの反射防止処理を施したドーム型サファイアクリスタル

■ 3次元スケルトンダイアル

■ スイス スーパールミノバ塗料月インデックス蛍光ダイアル

■ 3時位置カレンダー表示（反射防止拡大レンズ付）

■ ねじ込み式ケースバック（エナメルカラー）

■ 316Lスチール製バックル

■ 正規メーカー保証2年

価格（税抜）
■ 285,000円（SSモデル）
■ 295,000円（PVDモデル）

グリモルディ　正規販売店

優美堂
〒491-0051
愛知県一宮市今伊勢町馬寄字下町屋24番地
（名古屋と岐阜の中間）
TEL：0586-73-1238
営業時間：10:00-19:00(水曜定休)

グリモルディの歴史 グリモルディ・ミラノの創業者であるアンセルモ・グリモルディは時計職人の巨匠となるべくして生まれました。 巨匠デザイナー、ロモロ・グラッシの下で弟子として10年を過ごし、機が熟するのを待って1960年代初めに独立し、最初はミラノ近郊のブリアンツァに店舗を構え、そしてミラノでは、1889年創業の金銀細工職人の店 Casertelli（カゼルテッリ）があったドゥオモ広場21番の歴史ある店舗で、1986年から今日に至るまで店舗を構えています。 現在では、同じくミラノのドゥオモ広場に、老舗ブランドVERGA（ベルガ）のあった店舗を買収した後、2008年より開業した2店舗目のグリモルディがあります。 2009年にはポルトフィーノの広場にグリモルディ・ミラノをオープンしています。 50年以上絶え間なく続いた事業の中で、グリモルディはイタリア国内だけでなく、国際市場においても数多くの成功を収めました。 ヨーロッパ主要市場はもちろん、中東、アラビア半島、東南アジア、極東、南北アメリカで、オリジナルの時計やジュエリーを積極的に販売しています。 父であるグリモルディはその妻ロサンナと共に4人の子供達、ロベルト、パメラ、ジョルジョ、チェーザレに、仕事に対する愛情と真摯な情熱を伝えつつ、彼の経験そのものを引き継いでいきました。 実際グリモルディ家にとって、作品の一つを販売するということは、ビジネスをするということではなく、強く求められ深い個人的価値を与えられた物を顧客にとりわけ勧め提示するということなのです。

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